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E.解析手法,設計・施工への適用(8問)

59.次は,地すべりの安定解析について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(1)地すべり土塊の分割数は,安全率に影響しないので,常に一定の分割数でよい。
(2)すべり面のせん断抵抗角は,逆算法によって求めることができる。
(3)すべり面の粘着力は,地すべり土塊の層厚から推定値を求めることができる。
(4)地すべり土塊の間隙水圧は,地下水位を採用することが多い。



60.下図は,地震応答解析に用いられる各種地盤材料の一般的な正規化されたせん断弾性係数G/G0とせん断ひずみγとの関係を模式的に示したものである。図中(a)~(c)に当てはまる地盤材料の適切な組合せ一つを選び記号((1)~(4))で示せ。
26-60



61.次は,有限要素法(Finite ElementMethod)について述べたものである。適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(1)物体の分割された各要素のひずみ,応力分布を計算できない。
(2)物体に物性の異なる部分がある場合は適用できない。
(3)物体が複雑な形をしている場合には適用できない。
(4)物体を有限個の要素の集合体と考える。



62.次は,浸透流解析について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(1)建設工事が地下水に与える影響検討や洪水時における河川堤防の安全性検討において用いられる。
(2)解析手法には,計算による方法として理論解法,図解法,数値解析法があり,さらに実験による方法もある。
(3)理論解法では,数値解析法では計算できない複雑な境界条件や初期条件を持った問題の厳密な解を得ることができる。
(4)浸透流解析を行う際の地盤調査においては,透水性に着目した地層区分や透水性状の把握が重要である。



63.次は,杭基礎について述べたものである。適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(1)杭基礎とは,支持深度がGL-10.00m以深の基礎である。
(2)杭基礎の鉛直支持力は,先端支持力と周面摩擦力に分けられる。
(3)杭基礎には,独立基礎と連続基礎がある。
(4)サンドドレーンは,砂杭による杭基礎とみなせる。&



64.次は,圧密沈下時間を計算する上で必要な物性値および条件を示したものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(1)沖積層と洪積層の区別
(2)片面排水と両面排水の区別
(3)圧密層の圧密係数
(4)圧密層の層厚 



65.次は,液状化の「FL値(液状化に対する抵抗率)による簡易予測法」の判定に必要となる項目を示したものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(1) N値
(2)鋭敏比
(3)粒度分析結果
(4)地下水位



66.次は,直接基礎の種類を示したものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(1)独立フーチング基礎:単一の柱をそれぞれ独立したフーチングで支持する基礎
(2)複合フーチング基礎:2つあるいはそれ以上の柱をあわせて支持する基礎
(3)連続フーチング基礎:壁や一連の柱を帯状のフーチングで支持する基礎
(4)べた基礎:壁や柱を構造物外周の下に設置したスラブで荷重を支持する基礎




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