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外出先や移動中に気軽に資格のテストができるようにつくってみました。

A.社会一般,建設行政等の知識(10問)

1.次は,国土交通省の地質調査業者登録規程および地質調査技士資格について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(3)地質調査技士資格は,国土交通大臣認定資格である。



2.次は,技術者の継続教育について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(4)地質調査技士資格制度では,5年毎に実施する登録更新制度でCPDの報告を義務付けている。



3.次は,全国地質調査業協会連合会の「倫理綱領」について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(1)業務に関する他からの意見を積極的に取り入れ,業務の円滑な推進に努める。



4.次は,「土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律」(土砂災害防止法)について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(3)都道府県は,おおむね10年ごとに,「基礎調査」として,急傾斜地の崩壊等のおそれがある土地に関する地形,地質,降水等の状況及び土地の利用の状況などの調査を行う。



5.次は,「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(独禁法)」について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(2)不当廉売(ダンピング)は,独禁法で禁止されていない。



6.次は,電子納品について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(2)ボーリングデータは,交換用データ(XML),電子柱状図(SXF)および電子簡略柱状図(PDF)として納品する。



7.次は,「環境基本法」による基本理念を示したものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(1)良好な景観形成等美しい国づくり



8.次は,産業廃棄物管理票(マニフェスト)の目的を示したものである。適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(1)廃棄物の適正な処分



9.次は,ISO9000ファミリー規格について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(4)ISO9011は,環境マネジメントシステムに関する要求事項を規定しているものである。



10.次は,「社会資本整備重点計画(平成 24年 8月閣議決定)」で示された表の一部である。文中の空欄□にあてはまる適切な用語一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

26-10

(3)ストック




B.地質,土木・建築等の知識(14問)

11.次は,地形と地盤について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(1)扇状地:非常に緩く傾斜し,上流から運搬された粘土層も多く,透水性はあまり良くない地盤である。



12.次は,花こう岩について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(2)花こう岩の化学組成のうち,SiO2 の含有量は50%程度である。



13.次は,地震について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(3)震源から遠く離れた所ほど,初期微動継続時間が短くなる。



14.示準化石とは,地理的に広い分布を持ち,ある特定の地質年代を示す化石である。下表は,地質年代と示準化石の組み合わせを示したものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

26-14



15.下表は,火山の分類と実際の火山の組合せを示したものである。不適切な組合せ一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

26-15



16.下表は,片道の水準測量の野帳記録である。A地点を基準としてD地点の標高を求めたものである。D地点の前視前とB地点の地盤標高の空欄に当てはまる数値の適切な組合せ一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

26-16



17.次は,基本測量及び公共測量において地表の位置を表示させる方法について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(1)直角座標で位置を表示する場合の平面直角座標系は,日本では一つに統一されている。



18.次は,コンクリートの一般的な特性を述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(4)中性化すると,骨材中の鉱物が膨張し,ひび割れを生じる。



19.次は,ダムについて述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(4)近年では自然環境保護の観点から,ボーリングや試掘坑調査に代わって,物理探査を主体とした調査が実施される。



20.次は,地下水位観測について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(1)井戸で観測された地下水位は帯水層の上面深度と必ず一致する。



21.次は,根切り工事における盤膨れ対策を示したものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(4)親杭横矢板による山留



22.次は,締固め特性について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(1)締固めエネルギーが異なっても,同じ土であれば最大乾燥密度は同じ値となる。



23.次は,沖積低地で盛土工事を行う場合の一般的な検討項目を示したものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(2)盛土直下の水平地盤反力



24.次は,液状化しやすい場所の地形を示したものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(3)山地・丘陵地




C.現場技術の知識(26問)

25.次は,ボーリングに使用される機器について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(1)ウォータスイベルは,ポンプから送水される掘削流体をロッドに送るためのジョイントの役目と,ロッドの揚降に用いられる。



26.次は,ボーリングの作業計画について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(3)衛星写真などの技術が発達した現在では,山間地における運搬路,掘削場所の検討について,聞込みや事前の現地踏査等を行う必要が無くなった。



27.次は,単管足場仮設について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(4)建地間隔は,けた及びはり方向とも1.8m以下とする。



28.次は,ボーリングの掘進について述べたものである。適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(1)低回転,高給圧で掘進すると孔曲がりは生じにくい。
(2)軟岩を掘削する場合は,コア径が大きいほどコア採取率が低い。
(3)軟岩掘削に使用するダイヤモンドビットは,大粒のダイヤと柔らかいマトリックスの組み合わせにする。



29.次は,孔曲りについて述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(2)磨耗の少ないビットを使用すると,孔曲りが生じやすい。



30.次は,ケーシングによる保孔についての欠点を述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(1)ケーシング挿入ごとに孔径は小さくなり(段落とし),掘削器具をそのたびに変更しなければならない。
(2)ケーシング挿入および回収の手間を必要とする。特に,回収不能のための孔内放棄を余儀なくされることがありうる。
(3)ケーシング挿入および回収のための機材を必要とし,機材準備投資が大きい。
(4)ケーシング挿入後,循環水の使用量が多くなる。



31.次は,不飽和土の試料採取を計画する上での留意点について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(1)土の飽和の程度は地盤中では変化しないため,コア観察時や供試体として取り扱う際に,採取時の試料の状態を考慮する必要はない。



32.次は,標準貫入試験(JIS A1219-2013)に規定のある試験装置及び器具の点検項目を示したものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(1)ソリッドコーンの質量



33.次は,地盤の指標値を求めるためのプレッシャーメータ試験の準備作業段階における留意点について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(4)測定管を試験深さに挿入した後,測定管内の圧力,スタンドパイプ,圧力計などの値を記録し,これを初期値とする。



34.次は,簡易動的コーン貫入試験(JGS1433:2012)の目的を示したものである。文章中の空欄A~Cに当てはまる語句の適切な組合せ一つを選び記号((1)~(4))で示せ

26-34



35.次は,電気式間隙水圧計で間隙水圧の測定を行う際の設置方法における留意点について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(2)設置時まで受圧部のフィルターは乾燥状態を保つ。



36.次は,単孔を利用した透水試験方法について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(4)測定は,初期の水位変化量の50%程度まで水位が回復するまで行う。



37.次は,揚水試験(JGS1315-2012)について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(3)観測井は,揚水井の一直線上に5本以上設置する必要がある。



38.次図は,ある岩盤で実施した孔内静水圧透水試験における有効注水圧力と単位注入量の関係を示したものである。この試験結果から読み取れる記載のうち,適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

26-38
(2)換算ルジオン値は 1.6ルジオンである。



39.次は,ボーリング孔内で測定する鉛直磁気探査について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(3)探査の有効範囲は,探査孔から0.5~5.0m程度である。



40.次は,速度検層の手法について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(3)孔内起振受振法は,他の方法に比べて起振力を大きくしなければならない。



41.下図は,地盤材料の粒径区分とその呼び名についてについて示したものである。空欄(ア)~(エ)に入る数字の適切な組合せ一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

26-41



42.次は,現場における土の判別について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(4)砂の乾燥土塊は,強い指圧を与えないと崩れない。



43.次は,地盤材料の工学的分類方法(JGS0051-2009)の分類記号と名称の組合せを示したものである。適切な組合せ一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

26-43



44.次は,玉石混じり礫層が堆積している渓流内で掘進しているボーリング孔で,着岩したと判断できる条件を述べたものである。適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(1)風化を伴う棒状~片状コアが噛み合わせを保持して数10㎝連続して採取された。



45.次は,岩の判別方法を述べたものである。適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(1)泥岩と砂岩:構成粒子が細粒なのが砂岩である。
(2)頁岩と粘板岩:層理面と劈開面が斜交しているのが頁岩である。
(3)花崗岩と安山岩:白黒の結晶がみられ完晶質なのが花崗岩である。
(4)チャートと石灰岩:ナイフで傷がつくのがチャートである。



46.次は,堆積岩の一般的な判別法を述べたものである。空欄A~Dに当てはまる名称の適切な組合せ一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

26-46



47.次は,岩盤分類について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号(1)~(4)で示せ。

(2)岩盤等級が同じであれば,透水性は等しい。



48.次は,ボーリング柱状図に記載する色調の記入要領について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。なお,記入要領は財団法人日本建設情報総合センター「ボーリング柱状図作成要領(案)解説書(改訂版)(1999年)」に準じている。

(1)明るい自然光の中で,乾燥状態で観察する。



49.下図は,軟弱地盤の分布域におけるボーリング柱状図を示したものである。軟弱地盤の層厚として適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

26-49

(3)10.00m



50.次は,孔内水位に関する記録の記載方法について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(1)孔内水位は毎日の作業前,作業後に計測して日報に記載する。
(2)ルジオンテストの評価には,センサーパッカーを用いて計測した水位を用いることが望ましい。
(3)セメンティングやケーシングの挿入は,孔内水位の評価に影響しないので,日報に記載しなくてもよい。
(4)孔内水位ばかりではなく,掘進時の送水・逸水・湧水の記録は必ず日報に記載する。




D.調査技術の理解度(8問)

51.次は,岩石試料を用いて一軸圧縮試験を行う際の留意点について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(4)ポアソン比を求める場合には供試体の軸方向の変形量かひずみを測定する。



52.次は,地層が形成された年代や環境を調査,測定する方法を示したものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(2)ひび割れ調査



53.次は,一般的な建設工事のための事前調査として地表地質踏査を計画するに当たり,初期段階に踏査ルートを選定する際に考慮すべき事項について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(2)当初から踏査の範囲を工事予定箇所近傍域に限定し,効率的な計画を立案する。



54.次は,物理探査法とその利用事例を示したものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

26-54



55.次は,レーダ探査について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(1)レーダ探査は,地表の送信アンテナで電気を流し,電気特性の異なる境界で反射して再び地表に戻ってくる電気を受信アンテナで検出・記録するものである。



56.次は,斜面の地すべりを検討する際によく使われる調査方法を示したものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(1) RIコーンによる土壌水分量の把握



57.次は,地盤調査・試験結果と得られる地盤情報の組合せを示したものである。不適切な組合せ一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

26-57



58.次は,岩盤の工学的分類に用いる岩石の強さ(一軸圧縮強さ)を直接求めることができない場合に,その推定に利用される間接的方法を示したものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(2)岩石の透水係数との相関性の利用



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