1. 人工衛星によるGPS技術が応用されているものとして、誤っているものをa~dのなかから選びなさい。
a.カーナビゲーション
b.地殻変動調査
c.斜面の変位計測
d.CALS/ EC
2.次の地形図において標高30m(A 点)と標高40m(B 点)の等高線の間にあるP 点の標高はいくらか、正しいものをa~dのなかから選びなさい。
a. 42. 5m
b. 40. 0m
c. 37. 5m
d. 35. 0m
3. 単純ばりの中央に荷重Pが作用した時の最大たわみについて、誤っているものをa~dのなかから選びなさい。
a.荷重Pに正比例する。
b.はりの断面二次モーメント1に正比例する。
c.支間Lの3乗に正比例する。
d.はりのヤング係数(弾性係数)Eに逆比例する。
6.鉄筋コンクリートに関する事項のうち、誤っているものをa~dのなかから選びなさい。
a.部材中の圧縮力はコンクリートで、引張力は鉄筋で受け持たせるのが 一般的である。
b.鋼材のさびの発生を防ぐ利点がある。
c.耐火性に劣るのが欠点である。
d.硬化時に収縮してひびわれを生じやすい性質がある。
8.鉄筋コンクリート構造物の耐久性について、誤っているものをa~dのなかから選びなさい。
a.コンクリートのひび割れによる鋼材の腐食に関する検討は、鉄筋コンクリート構造とPRC構造について行うが、PC構造については一般に省略してよい。
b.鉄筋コンクリート構造物の耐久性を損なう要因としては、鋼材の腐食やコンクリートの劣化がある。
c.大気中の二酸化炭素などの影響によって pH が低下し、これがコンクリート中の鋼材位置まで達して鋼材の腐食が生じる現象を、アルカリ骨材反応という 。
d.一般に構造物のコンクリートに侵入する塩化物イオンは、飛来塩分や凍結防止剤に含まれる塩化物イオンに起因する。
10.砂質土地盤で、掘削底面と土留め壁背面側の水位差が大きい場合に、上向きの浸透力が砂の水中での有効重量よりも大きくなると、やがて突発的に液状化して砂の粒子が湧き上がる現象を、一般に次のうちどのように表記されるか、正しいものをa~dのなかから選びなさい。
a.ヒービング
b.ボイリング
c.パイピング
d.盤ぶくれ
11.次に示す杭基礎の施工法のうち、一般的に施工可能深度が最も深いと思われるものを、a~dのなかから選びなさい。
a.深礎工法
b.オールケーシング工法
c.リバースサーキュレーションドリルエ法
d.アースドリルエ法
12.雨水の流出解析に用いられる合理式に関する記述として、正しいものをa~dのなかから選びなさい。
a.流出量の時間変化を算定することができる。
b.流出量は、流出係数に反比例する。
c.流出量は、降雨強度とは関係しない。
d.流出量は、流域面積に比例する。
13. 長方形断面の直線開水路で、層流状態において最も早い流速が発生する位置として、正しいものをa~dのなかから選びなさい。ただし、空気抵抗は無視できるものとする。
a.中央の水面
b.中央の水中
c.壁面寄りの水面
d.壁面寄りの水中
14.コンクリートの性質に関する記述として、正しいものをa~dのなかから選びなさい。
a.コンクリートの強度は、コンクリート打設後28日を経過した以降、劣化により低下する。
b.高流動コンクリートは、 一般のコンクリートに比べ、入念な締固めが必要である。
c.コンクリートの温度ひび割れは、引張応力によって発生する。
d.コンクリートに一定の持続荷重を加えると、ひずみは時間の経過とともに増加する。この現象を疲労という。
15.コンクリート構造物の補修の目的として、誤っているものa~dのなかから選びなさい。
a.ひび割れやはく離といったコンクリート構造物に発生した変状の修復
b.コンクリート片の落下等による第三者への影響の防止
c.塩害や中性化等の劣化したコンクリート部材の交換による力学的な性能の向上
d.水密性が要求される構造物からの漏水防止等の使用性の回復
18.事業継続計画とは、企業が自然災害等の緊急事態に遭遇した場合に、重要業務に対する被害を最小限にとどめ、最低限の事業活動の継続、早期復旧を行うために事前に策定する行動計画であるが、業事継続計画をあらわす英語の略称として、正しいものをa~dのなかから選びなさい。
a.CPD
b.BCP
c.PCB
d.PDC
19. VE (VaIue Engineering) とは、次式に例示するように、機能とコストの対比により、最適な価値の確保を目指す取り組みである。設計段階の VE ( 設計 VE ) において、価値向上の形態として適切でな いものをa~dのなかから選びなさい。
・価値 (Value) = 機能 (Function) / コスト (Cost)
a.機能(品質)を維持したまま、建設費を下げる考え方
b.建設費を変えずに、機能(品質)を向上させる考え方
C.建設費は高くなるが、機能(品質)をより向上させる考え方
d.機能(品質)はやや低下するが、建設費をより下げる考え方