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Ⅱ.地質、測量、土木、建築等の知識(12問) 17.下表は,山地と平野の相違点を示したものである。空欄A~Dに当てはまる名称の適切な組合せ一つを選び記号((1)~(4))で示せ。
18.次は,花崗岩について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。
(3)主要構成鉱物は,石英,正長石,斜長石,かんらん石である。
解答:(3)
主要構成鉱物は,石英,正長石(単斜晶系のカリ長石),斜長石である。かんらん石は含まない。
参考:第二回改訂版 地盤調査の実務、P.40、P.226、火成岩の分類図
19.次は,地質時代について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。
(4) 新第三紀は,古い順から,暁新世,始新世,漸新世に区分される。
解答:(4)
古第三紀は,古い順から,暁新世,始新世,漸新世に区分される。新第三紀は,古い順から,中新世,鮮新世に区分される。
参考:第二回改訂版 地盤調査の実務、P.48、表2.1.5 地球史年表・顕生代年代表
20.次は,測量の基本事項について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。
(1)平面直角座標系では,座標系原点において真東に向う値がX軸の正,真北に向う値がY軸の正となっている。
解答:(1)
平面直角座標系では,座標系原点において真北に向う値がX軸(北緯)の正,真東に向う値がY軸(東経)の正となっている。数学のグラフとX軸とY軸が入れ替わる。
参考:第二回改訂版 地盤調査の実務、P.505
21.次は,近年の測量技術について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。
(4)国土地理院が制定した「GNSS測量による標高の測量マニュアル」では,GNSS測量機を用いて気象条件に左右されずに3級水準点を設置できる。
解答:(4)
電波の大気による遅延(大気遅延)は標高に大きく影響を及ぼす場合があることから、作業地域の気象条件に十分注意することが必要である。
引用:
GNSS測量による標高の測量マニュアル、概説:1.はじめに
22.次は,山岳トンネルの地質調査における留意点について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。
(2)トンネル位置が地下深部となる場合は,ボーリングのみの調査では非効率であるため,音波探査,孔内試験・検層などを組合せて地質状況を把握する。
解答:(2)
トンネル位置が地下深部となる場合は,ボーリングのみの調査では非効率であるため,物理探査,孔内試験・検層などを組合せて地質状況を把握する。
引用:平成25年:問19
参考:第二回改訂版 地盤調査の実務,P.299
23.次は,ダムの調査手法について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。
(4)ダム基礎の水理特性(透水性)は,主としてボーリング孔を利用した地下水検層によって評価される。
解答:(4)
ダム基礎の水理特性(透水性)は,主としてボーリング孔を利用したルジオン試験によって評価される。
引用:平成30年:問24
過去問:平成26年:問19、平成27年:問25
参考:
ボーリングポケットブック(第5版) 、P.359
24.次は,地下水について述べたものである。適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。
(1)地下水には自由地下水,被圧地下水,宙水などがあり,これらは同一の地下水頭を持つ。
(2)被圧地下水は,土の間隙を通して大気と接している。
(3)地下水は,降雨や潮位などの自然条件で変動するが,工事による揚水などの人為条件では変動しない。
解答:(4)
(1)地下水には自由地下水,被圧地下水,宙水などがあり,これらは異なる地下水頭を持つ。
(2)被圧地下水は,上限の境界面が難透水性の地層に接している。
(3)地下水は,降雨や潮位などの自然条件で変動し,工事による揚水などの人為条件でも変動する。
過去問:平成27年:問26、平成28年:問25、平成29年:問24
25.次は,土の強度・変形について検討する対象となる事項を示したものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。
(3)根切り工事に伴うボイリング
解答:(3)
26.次は,軟弱地盤上の盛土施工の動態観測に用いられる測定項目と計測器の組み合わせを示したものである。不適切な組合せ一つを選び記号((1)~(4))で示せ。
27.次は,液状化の簡易判定法であるFL値による方法に必要な項目を示したものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。
(2)自然含水比
28.次は,地すべりの調査項目と成果を組み合わせたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。
(3)パイプ歪計観測:すべり面深度と土圧分布
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