A群およびB群の問題から各1題(計2題)を選択して解答すること。

問題B-1
海からの飛来塩分が多い環境下にあるコンクリート構造物に関して、以下の問いに答えよ。
(1)塩害を受けた既設コンクリート構造物の調査および診断の方法について述べよ。
(2)劣化の程度に対応されて、既設コンクリート構造物の補修・補強などの措置の方法について述べよ。



問題B-2
(1)あなたが専門とする分野におけるコンクリート構造物について、耐震設計基準や規定の変遷を述べよ。 (2)現在の耐震設計基準を満足しない既設コンクリート構造物の事例を1つ挙げ、その構造物の耐震診断と耐震対策について述べよ。





問題B-3
昭和40年頃までに建設されたコンクリート橋梁のなかで、プレテンション方式によりプレストレスが導入されたT桁橋について、以下の問に答えよ。
(1)T桁橋の間詰め部で観察される変状とその原因について述べよ。
(2)T桁橋の間詰め部の変状に対して適用される補修・補強工法を述べよ。また、その対策工法を採用する際の留意点について述べよ。